Roots勉強会"権利の上にあぐらをかく俺たち"

どうも、カドイリョウです。

今回のRoots勉強会は場所はいつものごとく、大阪・昭和町の喫茶店「モンマルトル」さんにて、俺をMCとして、高校の世界史や政治経済の授業で習った近代市民革命や社会契約説を通して、一般市民が政治に関わる権利を獲得してきた歴史を学び、それを受けて、今、俺たちは社会の、政治の問題にどのように関わって行くべきか、という課題について意見を交換した。

俺らに権利があるのって、当たり前じゃないねんな。
約束された権利なんか何一つもない。

選挙の投票に行く権利も、
一日をどこで、何をして過ごすかを自分で決める権利も、
今、自分が持ってる携帯電話を「これ、俺の物なんで取らんといてね」っていう権利も、

こういう権利って、昔、権力に抑圧されて家畜みたいに扱われて生きてた人らが、血を流して闘って、殺し合った中で獲得したもんやねん。

でも、俺らはそれが当たり前やと思ってる。
だから、政治も我関せず。権利なんか御上が勝手に守ってくれるもんやと思ってるから。

ほんま甘いよな。
ちゃうで。御上は守ってくれへんで。俺らは憲法に守られてるねんで。だから、改正するもせえへんもクドいくらいに考えて議論せなあかんねん。

この前閣議決定された共謀罪とかあったよな。憲法改正の論議なんかずっとされてるよな。集団的自衛権って何?あと、原発問題もあったよな。

忘れてたやろ?全然何のこっちゃわからんやろ?
でも、何も知らんのはマズいよな、って正直思ってるやろ?
Rootsのメンバーも大体そんな感じや。
前にあったシールズとかみたいに積極的に政治に関わろうとしてる奴なんかほとんどおらんし、むしろ、あの人たちとは違う考え方のヤツもいる。まぁ、考え方(思想)自体が確立されてないのがほとんどや。正直、俺も今のニュースにあんまりついていけてないから、今回歴史について話した節も否めん。
だって、知らんでも生きて行けるもんな。食って行けるねん。
でも、そこで何も考えんと生きてたら、権利なんか当たり前に奪われていくことを忘れたらあかん。

ホンマのことやで?これ、日本国憲法にも書いてるからな。
第12条「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない。(抜粋)」

な?憲法が俺らに「権利を守るための不断の努力」を求めてんねんな。
権力に奪われる前にな、権利が俺らの手の中にある内に、それを食い止めなあかんねん。

もう一つある。これは法界のことわざやけど、
「権利の上にあぐらをかく者は、法律の保護することろにあらず」
ってのがある。

我が身に当てて考えた時に、思い当たる節ない?
俺らって権利の上にあぐらかいてないって言える?

これ読んでちょっとでも、「社会のこと考えてみよかなー」って思ったヤツは、Roots勉強会においで。

専門家はおらんけど、色んな考え持ったヤツらと話し合ったり、聞き合ったり、それだけで見方って変わると思うよ。
要は「知ろうとするのかせんのか」
それだけ。簡単なことや。
ほんで、勉強会の後は、交流会という名の飲み会もあるから、社会とか関係なく普通の話のしたいね。酒を交わさなわかり合えんもんもあるもんね。

ってことで、Roots勉強会に興味持ってくれたら、HPの問い合わせフォームから連絡ちょうだい。待ってるわ。

あ、でも、博識になりたいやつは、色んな所で政治家とか弁護士呼んでやってる市民団体の勉強会に行った方がええよ。Roots勉強会は、みんなにとってゼロからのスタート。はじめの一歩やから、ここでは物知りにはなれんと思う。語り合いがメインやし。
よろしく!